今年の子持ち鮎の生育状況をお知らせします。
当初の見込みでは10月の中旬頃からの出荷開始と思っていましたが、
10月の下旬以降になりそうです。
原因は気温が高い状況が続いていて養殖池の水温が下がらず、鮎が
秋の気配を感じる事が出来ていないと思われます。
今日、鮎の様子を見てみましたが、まだまだ卵の入りを感じられませんでした。
川漁師の方の話でも天然鮎も同じく卵の入りが遅れているそうです。
これも地球温暖化の影響なんでしょう。
先日、「10月になって何故子持ち鮎が無いのか」と厳しく言われたお客様がおられました。
「鮎はカレンダーを見て卵を持つのではありません。秋の気配を感じて卵が入るのです。」
と説明したところです。
皆様、もうしばらくお待ちください。生鮎