昨今、文明の発達により急速な自然破壊が社会問題にもなりつつあります。
文明が発達する以前、河川の水をそのまま飲料水や煮炊きに使用できるほど綺麗だった川の水質も現在ではどうでしょう？

「昔の鮎は美味かった」

鮎漁師を引退したご老体が口を揃えてそう語ります。
それはなぜでしょう？
私共は水質の悪化に一番の原因があると感じております。

そんな老漁師の言葉を切欠に、先代が「綺麗な水で鮎を育てれば美味しいのではないか？」と考えこの地で鮎の養殖を始めました。
私共が育てる鮎は、古くから米作りや酒造りにも利用され、名水百選にも選ばれている浜宮湧水を使用しています。
浜宮湧水は水量も豊富で、一日に約4,000トンもの水が滾々と湧き出ます。
鮎の養殖に必要な水量を十分に確保できる上、ミネラル豊富な美味しい湧き水として知られており、その水のおかげで病気に強く健康的な美味しい鮎を育てる事が可能となりました。

また、研究を重ね自然の川に近い環境をつくることに成功し、身のしまりや肉質は天然鮎そのままに、味は天然鮎よりも美味しい鮎を育てることに成功しました。
古くから鮎はその独特の香りから「香魚」とも呼ばれておりますが、私共が育てた鮎は一般の養殖鮎とは異なり、鮎独特のスイカのような芳香も非常に強く、その香りは天然物にも全く劣りません。

天然鮎の育つ環境より遥かに綺麗で健康的な水質、天然鮎と同等の運動量、そして余計な添加物を一切使わず健康に配慮した餌を与えて大切に育てた生駒水産の鮎を是非ご賞味くださいませ。